【恐怖】悪口、陰口をいうと「自分に返ってくる」は本当だった?
昔、自分が子どもだったときに、良く親から「人の悪口は言っちゃダメ、必ず自分に返ってくるから」と言われて育ちました。
「そうか、悪口、陰口たたくと自分に返ってくるから止めた方が良い」と子どもながらに素直に聞いていましたが、その親も近所のおばさんの悪口言ってました…。
心情的に言いますと「自分が叩かれたら痛いでしょ」「自分が嫌な事をされたら嫌でしょ」「陰口は後で何かしら相手の耳に入るから危ないよ」と親はその時思って私に言ったのだと思います。ただ自分のことになると知らず知らず言っていたり、やはり面白がって言っちゃっていたのだと思います。
まっ、わかります。
だって悪口・陰口を言っている時ってチョット気分良いですもんね。
しかし、この悪口・陰口、近年の科学的研究で道徳・倫理的な理由なだけでNGなだけじゃないことがわかってきたことを、皆さんはご存知ですか?
人間の脳には、顕在意識(意識)では理解できても潜在意識(無意識)では判別つかないモノがあります。それが、時間・主語・否定です。詳しく説明していきましょう。
人間の脳は「今」しかない?
過去に起こったことを今現在起こっているかのように認識してしまい、苦しんだり、悲しんだり、喜んだり、嬉しくなったりすることがあります。それが、その人にとって良いことであれば想い出に浸ることになり、悪いことであればトラウマ(外傷体験)となります。
未来を頭の中で想像し、それが自分にとって良い未来であれば「希望」
自分にとって悪い未来であれば「不安」
私たちが抱く「希望」や「不安」は、今現在実際に目の前で起こっていることではありませんよね。
にもかかわらず、感情が囚われてしまう、実際体験しているかのように想い浸ってしまう。
それが潜在意識(無意識)が理解できない部分の「時間」です。
人を呪わば穴2つ
潜在意識(無意識)は「主語」「否定」が理解できません。
人に対して「バカヤロウ」と言うと自分に対して「バカヤロウ」になり、人に「死んでしまえ」と言うと自分に対して「死んでしまえ」と言っていると潜在意識は捉えます。
要するに、潜在意識(無意識)は全て自分事に捉えてしまうのです。
なので、人の悪口をいつも言っている人は、ドンドン自分の評価が下がっていき、自分はダメな人間だと思い始めます(自尊心の低下)
そう思い始めるようになると、他人が怖くなっていつも威張ったり、人を貶(おとし)め、悪口を言って人の評価を下げて「自分は価値がある人間だ」と認識しようと試みます。
だけど、前述のようにそうすればそうするほど、自分の評価が下がっていくので悪循環。いつまで経っても幸せを感じることができません。
これが、人を呪わば穴2つ(人を呪う時は、相手の分と自分の分、二つの墓穴を掘っておけ)の理論です。この理論は脳機能学者の苫米地英人氏も提唱しています。
下図にありますとおり「脳」は、大脳新皮質(理性・知性の脳)を「新しい脳(New Brain)」、それ以外を全て「古い脳(Old Brain)」と呼ばれています。
人間特有の高度な精神活動をコントロールする「新しい脳」のほうは主語を認識できるのに対し、感情を司る「古い脳」のほうは認識することができないため、新しい脳から送られてくる情報をすべて鵜呑みにしてしまうことから、様々な弊害が生じてしまいます。
あなたが「アイツは、ここで何年も働いているのに、ミスばっかりでさ、はっきり言って馬鹿だよね」と人の悪口を言うたびに、脳の中では「私はミスばかりしている、私は馬鹿だ」と主語認識してしまいます。
自分が悪口を言われた時と同じ状態になってしまうわけです。
つまり、自分で自分を傷つけている自傷行為と同じ。どうせだったら愚痴を言いたくなっても、そこでぐっとこらえてガマンする方が心と体には良いんですね。
成功者は人の悪口を言わない
人の悪口を言ってしまうと、もう一つの弊害を生み出します。
例えば悪口・陰口が成立するのには悪口・陰口を聞いてくれる相手が必要ですよね。
あなたがAさんに「Bさんは、皆に優しいけど、私的にはああいう八方美人な人って苦手なんだよね」と話したとしますよね。
Aさんも「わかるわかる」と共感をしてくれて、あなたは自分は間違っていない、自分の考えは正しいと確認し安心する。一時的に気分が楽になるわけです。
ただAさんは、どう思うか考えたことはありますか?
ズバリ言います。
Aさんはこうも思っています。
「うわぁ」って思うんです。
「この人は私がいないところではどうせ、今みたいに私の悪口を言っているんだろうな」と思うんです。
なんとなくわかりますよね。
あなたもAさんと同じ思いに至った経験があるでしょう。
ズバリ、悪口・陰口を言うことで、あなたの信用・信頼度が落ちるんです。
これって損ですよね?非常にもったいないことだと思いません?
あなたが懸命に働き、良い仕事をしていたとしても、悪口・陰口を言ってしまうことで周りからのアナタの評価が下がってしまうんです。
成功者の方々が、人の悪口・陰口を言わないのも頷けます。
自らが自分の信頼度を下げる愚かなことを成功者がするわけがありません。
ですから悪口や陰口は絶対言わない方が良い。言ってしまうと損するだけなのがわかりますよね。
悪口・陰口を言わなくても自分で合理的にスッキリさせる驚きの方法
職場の同僚や部下・上司で面倒くさい人って絶対いますよね。その人がその日ただいるだけでストレスは感じるものですよね。愚痴や文句、陰口も言いたくなる。
でも今お伝えした通り、悪口・陰口を言っちゃうと、自分で自分を苦しめることに繋がる。
「じゃあ今後、自分はどうしたら良いんだ?」
「ただ一人で悩めば良いのか?」って事になりますよね。
安心して下さい。
今から最高の解決方法をご紹介します。
私のブログで皆さんにお伝えしている情報内容は全て書籍や大学の論文・研究データ、国や地方の公式な情報からを主軸に書いています。主観的になっているところを強いてあげるなら例え話と、自分が実際に手に触れて実践して良かったと思った有益なツールや動画&書籍の紹介ぐらいです。
そこで今回は、皆さんにお届けしたい動画があります。
【あらゆる「悩み」を消す合理的な方法】
【人物紹介】真子就有(まこゆきなり)さん。SNSでは「まこなり社長」の愛称で親しまれている。1989年生まれ、福岡県福岡市出身。
学生時代からエンジニアとして複数のITベンチャーに勤務。在学中に起業し複数のサービスリリースを経験。「非効率なプログラミング学習を無くしたい」という想いのもと短期集中プログラミングキャンプTECH::CAMPを設立。TECH::CAMPでは開始からこれまでに3500人以上の卒業生を輩出している。2015年11月Forbes誌「注目のUnder30起業家10人」に選出。
【動画内でオススメされている書籍】
まこなり社長のTwitterツイートが話題に
今後、喫煙者は一切採用しないことを決めました。オフィス等の喫煙場所は撤去。現在の喫煙者の禁煙外来費用は会社が負担します。法の範囲で個人の生き方は自由ですが、@健康A生産性B周囲への影響という観点で会社にとって良いことが何もありません。喫煙者不採用の会社が増えることを願っています。
— まこなり社長(仕事・人生に役立つ話) (@mako_yukinari) 2018年4月27日
賛否両論あるでしょうね。
「タバコを吸う人とは仕事をしない」と本人が決めたわけですから、吸わない人だけが集まるコミュニティに属せるわけです。
日本では衝撃的かもしれませんが、海外ではこういった企業は多いと聞きます。
今後ベンチャー企業を始めとして、日本でもタバコのみならず、同じ価値観を持った人間が集まる会社が増えていくでしょうね。その方が居心地も良いですし、生産性も上がるでしょう。これからも切れ味鋭いツイートや方針が個人的には楽しみです。
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